プライバシーポリシー
最終更新日: 2026年9月1日 / ポリシー版: 1.5.0 / 対象バージョン: 2.5.4
本プライバシーポリシーは、Chrome拡張機能「CPAP / SAS レポート自動解析」(以下「本拡張機能」)における
ユーザーデータの取り扱いについて説明します。
本拡張機能は医療従事者向けの院内利用を想定した「限定公開」の拡張機能です。
⚠️ 重要:Gemini APIキーは有料プランのものをご利用ください
本拡張機能は、後述 5-2 項の条件に該当した場合、PDFファイルを加工せずそのまま
Google Gemini API へ送信します。ページの切り出しも、患者氏名等の除去も行いません。
そのため、PDFに患者氏名・生年月日が印刷されていれば、それらも一緒に送信されます。
無料枠(Free Tier)のAPIキーで送信されたデータは、Google のモデル学習に
利用される可能性があります。有料プラン(請求先を設定したAPIキー)では、
モデル学習には利用されません。詳細はGoogleの利用規約をご確認ください。
1. 単一の目的(Single Purpose)
本拡張機能の唯一の目的:
医療従事者が、CPAP(持続陽圧呼吸療法)治療レポート、および SAS(睡眠時無呼吸症候群)検査レポートのPDFから治療指標を抽出し、
患者さん向けの説明メッセージの下書きを作成する作業を補助することです。
本拡張機能は、この目的以外の機能(広告表示・ユーザー追跡・SNS連携・分析計測など)を一切持ちません。
2. 拡張機能が扱うデータ
本拡張機能は、ユーザーが拡張機能のアイコンをクリックし、ボタンを押した時にのみ、以下のデータを処理します。
Chrome ウェブストアのデータ使用フォームで申告したカテゴリと一致するように、以下に分類して開示します。
| Chrome ウェブストアの分類 |
本拡張機能における具体的内容 |
| 健康に関する情報 |
PDFから抽出される治療指標(AHI・RDI・ODI・最低SpO2・総睡眠時間・CPAP使用時間・残存AHI・リーク量・PR など) |
| ウェブサイトのコンテンツ |
ユーザーが操作した時に取得する、現在表示中のCPAP/SAS検査レポートPDFのテキスト。
後述 5-2 項の条件に該当した場合は、PDFファイル本体(バイナリ)。
この条件には、テキスト層を持たない画像PDFだけでなく、テキスト層を持つPDFも含まれます。 |
| 個人を特定できる情報 |
原則として取得・保存しません。Gemini APIへ送信する際のプロンプトでも、
「氏名・生年月日・住所・電話番号・カルテIDを読み取らない/出力に含めない」よう明示しています。
ただし、PDFファイル本体をGemini APIへ送信する場合(後述 5-2 項)は、
そのPDFに患者氏名等が含まれていれば、ファイルの一部として一時送信されます。
画像PDFでは画像として、テキスト層を持つPDFではテキストとして含まれている場合があります。 |
| 認証に関する情報 |
ユーザーが任意で設定する Google Gemini API キー(ユーザーの端末内にのみ保存)。 |
本拡張機能は、以下のデータを 収集しません:
位置情報、ブラウジング履歴、検索履歴、財務情報、決済情報、通信内容、その他生体情報(指紋・顔画像など)。
3. データの保存と保持期間
- PDFテキスト・抽出された数値・下書きメッセージ・確認事項(警告)の文言: 処理結果は、ブラウザのセッションストレージ
(
chrome.storage.session)に一時的に保持されます。これは以下のいずれかの条件で消去されます。
- PDFの読み込みから 30分が経過した時(
chrome.alarms による自動消去)
- 拡張機能の「保存データを今すぐ削除」ボタンを押した時(手動消去)
- ブラウザを閉じた時(セッション終了時に自動消去)
開発者の運営する外部サーバーへの送信・保存は一切行いません。
- Gemini APIキー: ユーザーのブラウザ内(
chrome.storage.local)にのみ保存され、
開発者を含む第三者には送信されません。手動削除以外では削除されません。
- 施設名(任意設定): 下書きメッセージの署名欄に表示するため、ユーザーが入力した場合にのみ
ブラウザ内(
chrome.storage.local)に保存されます。患者に関する情報ではありません。
AI整文機能(後述 5-1 項)を利用した場合は、下書き本文の一部としてGemini APIへ送信されます。
- クリップボード: 自動生成された下書きメッセージは、ユーザーの利便性のためにOSのクリップボードへコピーされます。
ただし、確認事項(警告)が表示された回は自動コピーを行わず、ユーザーがコピーボタンを押した時のみコピーされます。
クリップボードの内容はユーザーのOSの管理下にあります。
4. 拡張機能が要求する権限と用途
本拡張機能が manifest.json で要求する権限と、その用途は以下のとおりです。
いずれも本拡張機能の単一の目的を達成するために必要最小限のものです。
| 権限 |
用途 |
activeTab |
「現在のタブのPDFを読み込む」ボタンを押した時に、現在表示中のタブからPDFファイルを取得するため。 |
storage |
抽出された治療指標・下書きメッセージ・確認事項(警告)を一時保存(chrome.storage.session)し、Gemini APIキー・モデル名・施設名(任意設定)を永続保存(chrome.storage.local)するため。 |
clipboardWrite |
生成された下書きメッセージを医師がそのまま電子カルテへ貼り付けられるよう、クリップボードへコピーするため。 |
offscreen |
PDF.js ライブラリを Service Worker 外の文書環境で実行するため(Manifest V3 の制約による)。
ネットワーク通信や外部リソースへのアクセスは行いません。 |
alarms |
解析結果データを 30分後に自動削除するためのタイマーを設定するため。 |
ホスト権限 <all_urls> |
電子カルテシステム(デジカル等)でPDFビューワーが開かれるドメインが固定でないため。
自動的なデータ収集・追跡・ブラウジング履歴の取得は一切行いません。 |
ホスト権限 https://generativelanguage.googleapis.com/* |
ユーザーが任意でAPIキーを設定した場合に、Google Gemini API へ通信するため。 |
5. 外部サービスへのデータ送信
本拡張機能は、開発者が運営するサーバーへのデータ送信を一切行いません。
ただし、ユーザーが任意で Gemini API キーを設定した場合に限り、ユーザー自身のキーを通じて
Google Gemini API へデータが送信されます。
5-1. AI整文機能(任意)
- 送信先:
https://generativelanguage.googleapis.com/(Google Gemini API)
- 送信内容: 数値を含む下書きメッセージ(患者氏名等の個人を特定する情報は含みません。
ユーザーが署名欄用に施設名を設定している場合は、その施設名を含みます)
- 用途: 下書き文をより自然な日本語に整形するため
- 実行タイミング: ユーザーが「✨ Geminiで整える」ボタンを押した時のみ
5-2. PDFのGemini APIによる数値抽出(自動)
- 送信先:
https://generativelanguage.googleapis.com/(Google Gemini API)
- 送信内容: PDFのファイル本体(バイナリ全体)。
ページの一部を切り出したり、患者氏名等を除去したりする加工は行わず、PDFをそのまま送信します。
- 用途: PDFから治療指標の数値を抽出するため、または端末内で読み取れなかった項目を補うため
- 実行タイミング: ユーザーがGemini APIキーを設定している場合に限り、
PDFの読み込み時に以下のいずれかに該当したときだけ、自動で送信されます。
- (a) PDFにテキスト層が無い(スキャンした画像PDF)場合、
またはレポートの種別を判定できなかった場合
- (b) CPAP治療レポートで、メーカーがフィリップス以外
(レスメド、フクダ電子、帝人ファーマ、日本光電、チェスト、エア・ウォーター、メーカー不明など)の場合に、
端末内での自動抽出だけでは必要な項目が揃わなかったとき。
この場合はテキスト層を持つPDFであってもファイル本体が送信されます。
- 送信されない場合: Gemini APIキーが未設定のとき(読み取れた項目のみを画面に表示して終了します)。
また、フィリップス製のCPAP治療レポート、およびSAS検査レポート(簡易検査・精密検査PSG)は、
PDFのテキストが読み取れていれば端末内の処理だけで完結し、送信されません。
- プロンプトで Gemini に対し「氏名・生年月日・住所・電話番号・カルテIDを読み取らない/出力に含めない」よう明示的に指示しています
v1.2.0 における仕様変更: 従来はブラウザ内でPDFをページ画像(JPEG)に変換してから送信していましたが、
PDF.jsのJPEGデコーダーの互換性問題を回避し解析精度を向上させるため、
v1.2.0より PDFファイルをそのままGemini APIに送信する方式 に変更されました。
v2.5.0 における送信条件の拡大: フィリップス以外のメーカーのCPAP治療レポートにも対応するため、
上記 (b) の経路が追加されました。これにより、従来の「テキストを読み取れない画像PDFのときだけ送信する」
という前提は当てはまらなくなり、テキスト層を持つPDFも送信対象になり得ます。
ご注意: PDFには患者氏名等が含まれている場合があります
(画像PDFでは画像として、テキスト層を持つPDFではテキストとして)。
上記 (a)(b) のいずれの場合もファイル本体をそのまま送信するため、これらが送信対象に含まれる可能性があります。
そのため (a)(b) のどちらの場合も、Google AI Studio の 有料プランのAPIキー のご利用を強く推奨します。
無料枠(Free Tier)のAPIキーで送信されたデータはGoogleのモデル学習に利用される可能性があります
(詳細はGoogleの利用規約をご確認ください)。
送信されたデータの取り扱いは、Googleの「Gemini API追加利用規約」
および「Googleプライバシーポリシー」に従います。
6. Google API ユーザーデータポリシー(Limited Use)への準拠
本拡張機能は、Google Gemini API を利用するにあたり、Google API サービスのユーザーデータポリシー
(Limited Use 要件)を遵守します。
- 取得した医療データは、本拡張機能の単一の目的(治療指標の抽出と下書き生成)のためにのみ使用します。
- 取得したデータを広告目的には一切使用しません。
- 取得したデータを、開発者を含むいかなる人間が読み取ることもありません
(Gemini API への送信時を除き、すべてユーザーの端末内で処理されます)。
- 取得したデータを、本拡張機能のユーザーに表示・提供する目的以外で第三者へ転送しません。
7. データの使用に関する誓約(Chrome ウェブストア開示事項)
- 本拡張機能で扱うユーザーデータは、ユーザーが承認した目的(治療指標の抽出・下書き生成)のためにのみ使用します。
- 本拡張機能で扱うユーザーデータを、第三者へ販売・貸与・譲渡しません。
承認された使用法に当てはまらない目的(マーケティング・広告等)でも、第三者へ転送することはありません。
- 本拡張機能で扱うユーザーデータを、信用力の判断や融資目的に使用したり、
そのような目的のために第三者へ転送することは一切ありません。
8. 医療安全に関する補足
本拡張機能は、医師の文書作成業務を補助する目的のツールであり、診断や治療判断を代替するものではありません。
生成された下書きメッセージは、必ず医師がその内容を確認した上で利用するものとします。
AI整文機能による文章整形は表現の調整のみを行い、医学的判断は行いません。
また、Gemini APIで補った数値には画面上で「(AI補完)」と表示されます。
端末内で読み取った数値とGemini APIが読み取った数値が食い違った場合は、端末内で読み取った数値を優先し、
「要確認」として警告を表示します(AIが返した数値で上書きすることはありません)。
数値どうしの整合性チェックで矛盾を検出した場合も、警告を表示するのみで、値の自動修正は行いません。
9. ポリシーの変更
本プライバシーポリシーは、必要に応じて改定される場合があります。改定があった場合は、本ページの最終更新日を更新します。
10. お問い合わせ
本プライバシーポリシーに関するご質問は、Chromeウェブストアの拡張機能ページよりお問い合わせください。